Proxmox VEでスナップショットの有り難さを確認
「実験 → 壊す → 戻す」を安心して繰り返せるのが Proxmox VE の大きな強みの1つだと思うので、スナップショット機能 を実際に触って確認した手順を残してみます。
Nginx を入れて Web 表示 → スナップショット → ロールバック という流れで確認しています。
実験環境
- Proxmox VE 上の仮想マシン
- OS:Debian 12
- VM名(例):
debian12 - 操作方法:Proxmox WebUI + VM コンソール(またはSSH)
それでは実験していきます。
Step 1. Nginx をインストール
まずは VM の中に入って、Nginx をインストールします。
sudo apt update
sudo apt install nginx -y
起動確認
sudo systemctl status nginx
active (running) になっていれば OK。
停止している場合は次で起動します。
sudo systemctl enable nginx --now
Step 2. Webページ表示を確認
IP アドレス確認
ip addr show
例:
inet 192.168.1.50/24
ブラウザからアクセス
同じ LAN 内の PC などから以下にアクセスします。
http://192.168.1.50
「Welcome to nginx!」のデフォルトページが表示されれば成功です。
Step 3. Webページを少し編集して目印を作る
ロールバック後に「ちゃんと戻っているか」を確認しやすいように、
デフォルトページを少し編集します。
cd /var/www/html
sudo mv index.nginx-debian.html index.html
sudo vim index.html
中身を適当に書き換えて保存します(例:自分の名前や日付など)。
Step 4. スナップショットを作成(Proxmox WebUI)
- Proxmox WebUI で対象の VM(例:
debian12)を選択 - 上部メニューから 「スナップショット」 をクリック
- 「作成」 を押す
設定例
- 名前:
nginx-setup - コメント:
Nginx 稼働状態で保存
数秒でスナップショットが作成されます。ここではまだNginxは起動中です。
Step 5. 実験のために停止してからロールバック
Nginx を停止
sudo systemctl stop nginx
この状態でブラウザにアクセスすると、Webページは表示されなくなります。
スナップショットへロールバック
- Proxmox WebUI のスナップショット一覧から
nginx-setupを選択 - 「ロールバック」 をクリック
数十秒待つと VM が スナップショット作成時点の状態、いわゆるNginxが起動していた状態 に戻ります。
再度ブラウザにアクセスすると、
編集した Web ページが表示されるはずです。
実際に触って分かったポイント
- VM の状態を 丸ごと保存・復元 できる
- 実験 → 失敗 → ロールバック → 再挑戦 が本当に気楽
- 設定検証・ミドルウェア実験との相性が抜群
「壊して覚える」を安全にやれるのが、
Proxmox を使う一番のメリットだと実感しました。
まとめ(自分用メモ)
- 重要な作業の前は 必ずスナップショット
- 名前とコメントは後で見て分かるように
- 気軽にロールバックして OK(実験環境なら特に)
次は アップデート前 / ネットワーク設定変更前 / Firewall 変更前 などでも
同じ流れで使っていきたいところです。
それではまたお会いしましょう



