コードエディタ Zed と長く付き合いたいと思った日
メインで使っていたコードエディタは Windsurf だったのですが、いつの間にかAIモデルの利用が実質有料寄りになってきたので、「別のエディタを試してみようかな」と思って辿り着いたのが Zed(公式サイト) です。
まだ使い始めて数日ですが、かなり気に入っています。
最近は「AI対応コードエディタ」がどんどん増えていますが、その中でもZedはちょっと独特でした。
Zedに目をつけたポイント
- Rust製
- Atomを作っていたメンバーが開発
- VScodeのフォークではない
- OSS(オープンソース)
- AI機能が強い
- 動作が軽い
この時点で、かなり「気になる存在」でした。
特に私は普段から Linux + Vim / NeoVim 系の環境を使っているので、「軽量」「高速」「キーボード操作寄り」という言葉には弱いです。
Zedについて
本家サイトでは次のように紹介されています。
“Zed is a minimal code editor crafted for speed and collaboration with humans and AI.”
DeepLで訳すと、
「Zedは、高速性と人間およびAIとのコラボレーションを追求して作られた、ミニマルなコードエディタです。」
という感じ。
実際に使ってみても、この説明にかなり近い印象です。
Rust製なのが嬉しい
最近はRust製のツールがかなり増えてきましたね。
私も普段から、
- uv
- Alacritty
などをよく使っています。
昔は「高速なCLIツール=C言語」というイメージもありましたが、最近はRust製ツールの完成度が本当に高い。
「速度」と「安全性」を両立しながら、Linux系とも相性が良いので、個人的にはかなり好きな流れです。
嬉しかったところ
無料で使える
まずここ。
オープンソースで、無料で使える。
個人開発や趣味開発をしていると、この「気軽に使える・使い続けられる」というのは本当に大事です。
AI系エディタは便利ですが、気がつくと
- 月額課金
- API従量課金
- モデルごとの追加料金
みたいな感じになりやすい。
もちろん開発費が掛かるのは理解していますが、個人での開発だと、まだAPI課金は心理的ハードルが高いです。
ChatGPT課金を活かせる
私は ChatGPT のサブスクに入っていますが、今まで使ってきたAIエディタだと、
- ChatGPT Plus契約
- OpenAI API利用料
が別扱いになるケースが多く、「結局API料金も必要なのか…」となることがありました。
その点、Zedは比較的柔軟に使える印象です。
Ollama連携が簡単だった
個人的にかなり嬉しかったのがこれ。
ローカルに Ollama を構築して、ローカルLLMを動かしていました。
普通は、
- API URL設定
- モデル設定
- 接続確認
などが必要なイメージだったのですが、Zedではかなり簡単でした。
「メニューから選ぶだけ」で使えたのは驚きました。
「ローカルLLMを開発に活かしたい」と思っている人にも、かなり良さそうです。
プラグインをまだ増やしていない
これも意外でした。
普段、VS Code系だと、
- Formatter
- Linter
- AI補助
- Git補助
- Python補助
など、気づいたら大量のプラグインを入れがちです。
でもZedは、今のところほとんど追加していません。
まだ数日しか使っていませんが、「最初から結構完成している」という印象があります。
まだ分からないところ
もちろん、まだ気になる点もあります。
子フォルダの仮想環境
例えば、
project/
├── app/
├── notebook/
│ └── .venv
└── ...
のように、子フォルダ側に uv で作った仮想環境がある場合。
プロジェクトルートでZedを起動すると、その .venv をうまく認識してくれないことがありました。
これは Windsurf では自動認識されていたので、少し戸惑いました。
今のところは、
- 仮想環境のあるディレクトリでZedを起動する
という方法で対応しています。
今後改善されるのか、設定で解決できるのかは、もう少し触って調べてみたいところです。
(解決)F12で関数定義にジャンプ
F12で関数の定義にジャンプしますが動きませんでした。ログを調べると次のように出ていました。
to be trusted, before starting language server ruff
エディタの左上に「Restricted Mode」と出ていたのでプロジェクトをtrustする、これでF12が効くようになりました。
因みに元の関数に戻ったり、その他使っている箇所をリストかする機能は「Ctrl + 左クリック」または「Alt + Shift + F12」と言うキーの組み合わせです。今のところ表示するまでに数秒掛かるのが気になるところです。
今のところかなり好印象
まだ使い始めたばかりですが、
- 軽い
- AI機能が強い
- Rust製
- OSS
- ローカルLLMと相性が良い
という点がかなり気に入っています。
特に、
「AIを活用したいけど、全部クラウド依存にはしたくない」
という人には、かなり相性が良いエディタかもしれません。
しばらくはこのZedと長く付き合ってみようと思います。
以上になります。またお会いしましょう



