linuC304とは
LinuCレベル3 304 Virtualization & High Availability仮想化やロードバランス、フェールオーバークラスタの知識を問う資格試験になります。
結果から言うと
運良く合格することができました!800点中の626点(520点が合格ライン)でした。
これで晴れてLevel3獲得です!
試験雑感
私が受験前に気になっていたことが、「Ping-tだけで合格できるのか?」でした。合格された方の記録を拝見すると、ほぼPing-tと黒本の2本柱で勉強されている方がほとんどだったのですが、黒本はLPICの公式本なので使う事に躊躇しました。
そこでPing-tだけに学習教材を絞ってみたくなりました。LinuCレベル3 304試験学習向け問題集はPing-tだけが紹介されているので、これだけで合格できるはずだよな・・・という思いです。
2回目の受験は5,000円で受けられるので、とりあえずPing-t1本で勉強進めて受験して、駄目だったら黒本を買って再学習しようかなと計画しました。落ちたら問われる内容次第ではありますが、実機でもっと色々試すなり、慣れて知識を増やせばいいかなという気持ちです。
そこで1回目は模試のつもりで受験してみることにしました。
実機での演習
VirtualBox上にLinux Mintをインストールして、KVMなどのテスト環境にしました。VagrantからVirtualBoxへCentOS7のBoxを構築し、Xenなどのテスト環境にしました。
Raspberry PiのラズビアンにLXDの環境を構築し、LXCのテスト環境にしました。
Web問題集Ping-t
ちょうどよいタイミングでWebサイトが新しくデザインされたので、進捗状況などが分かり使いやすかったです。飽きずに勉強していけました。 問題を10問解いて >> 答え合わせして >> 解説読んで、を繰り返していきます。終盤は実際の試験問題と同じように60問の模擬試験を何回か繰り返しました。 そのうちPing-tの問題集に過学習しそうになってきたので、学習レベル18の時に受験してみることにしました。 模擬試験では80%前後の正答率でした。
似たコマンドやパラメータ対策として
学習が全体に渡ってくると、ソフトウェアによるコマンドやパラメータ、設定ファイルのオプションなどが通常は混ざってくると思うので、これらを整理する表を作ったり、設定ファイルを何回か眺めてみたりしました。試験終わって
試験は想像より難しかったです。もっとPing-tに似た問題が出されるのかなと思っていました。正直、ギリギリ受かってるか、受かってないかって感じしてましたが、受かってラッキーでした。
色々知識も増えて、勉強してよかったです。
LXD, KVM, HAProxy, LVS, Pacemakerなどこれからで使っていけたらと思います。
引き続き学習して行こうと思います。
以上になります
こういうブログもありました。
- LPI-JapanよりLinuC304の合格証が届きました
- LinuC304の資格を受けるために、KVMの実践環境を構築した
- VagrantのBoxファイルからVirtualBoxにSolaris11をインストールしてみた
- RaspberryPiにLXDをインストールしてみた
- LinuC の101を受験してきました