NASのマウントにsshfsを試してみた
こちらの記事を読んでいたら便利な事が出来るんだ〜と思い、試してみることにしました。
これまではNASのマウントはSambaやNFSを使っていましたが、sshfsはsshの設定をしたついでにマウント出来そうなので知っていて損はなさそうです。
環境
- マウントする方:Ubuntu20.04
- マウントされる方:FreeNAS
sshfs
クライアントソフトになります。こちらを参考にしました。
準備や設定
両者間のSSHは設定済みとします。
操作はUbuntu20.04だけになります。
sshfsをインストール
$ sudo apt -y install sshfs
マウントポイントの為にフォルダを作成してみます。
$ mkdir ~/sshmnt
マウントしてみる
以下のコマンドでマウントします。
$ sshfs username@192.168.XXX.XXX:/mnt/tank/nasserver ~/sshmnt/
- NAS Serverのアドレス -> 192.168.XXX.XXX
- NASのマウントするパス -> mnt/tank/nasserver
- ユーザ名 -> username
これだけで~/sshmntにNASがマウントできてしました。
アンマウント
$ fusermount -u ~/sshmnt
allow_otherオプションを付けてみる
まだちょっと理解不足ですが、今のユーザ名と、NASのユーザ名が違う時に付けるオプションなのでしょうか。付けなくても一応マウントは出来ているようですが、設定してみます。
/etc/fuse.confを開いて、user_allow_otherのコメントを外します。
$ sudo vim /etc/fuse.conf # Allow non-root users to specify the allow_other or allow_root mount options. user_allow_other <- ここを編集
$ sshfs -o allow_other username@192.168.XXX.XXX:/mnt/tank/nasserver ~/sshmnt/
同じようにマウントできました。
設定を書き換えな買った場合、こんなエラーが出ました
fusermount: option allow_other only allowed if 'user_allow_other' is set in /etc/fuse.conf
以上になります