OpenWorkをMultipass上で構築してMCP連携まで試してみた

最終更新日

はじめに

Multipass上のUbuntu24環境に OpenWork を構築し、
デスクトップ操作およびMCP(Model Context Protocol)連携まで試してみました。

もともとは OpenClaw に興味を持ったのがきっかけですが、

  • まずは無料で試したい
  • 安全に検証したい(ファイル削除などのリスク回避)

という理由から、今回はOpenWorkでハンズオンを行っています。


OpenWorkとは

OpenWork は、AIにPC操作を任せることができるデスクトップ型のAIエージェントツールです。

自然言語で指示を出すことで、以下のような操作を実行できます。

  • ファイルの作成・編集
  • コマンド実行
  • ブラウザ操作
  • 外部ツールとの連携(MCP)

特徴

  • GUIで操作できる
  • ローカル環境で実行可能
  • MCP(Model Context Protocol)に対応
  • 拡張性が高い

今回の目標

  • OpenWorkの基本動作確認
  • 安全な実行環境の構築
  • MCPサーバの接続テスト

具体的には以下:

  • Multipassで隔離環境構築
  • RDPでGUI操作
  • MCPサーバを追加してAI連携

Multipassの設定

VMを作成するところから始めていきます。

multipass launch --name ai-lab --mem 4G --disk 30G --cpus 2

ログイン

multipass shell ai-lab

これ以降はVMの中での操作です。


専用ユーザ作成(事故防止)

sudo adduser aiuser
sudo usermod -aG sudo aiuser
su - aiuser

sandboxディレクトリ作成

mkdir ~/sandbox
cd ~/sandbox

👉 AIに触らせる作業領域はここに限定するのが安全


OpenWork導入

Node.js(v22)導入

sudo apt update
sudo apt install -y ca-certificates curl gnupg

curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_22.x | sudo -E bash -
sudo apt install -y nodejs

OpenWork CLIインストール

npm install -g openwork-orchestrator

起動

openwork start --workspace ~/sandbox --approval auto

GUI環境の構築(RDP)

MultipassはGUI非対応のため、デスクトップ環境を追加。

sudo apt update
sudo apt install -y ubuntu-desktop xrdp
sudo passwd aiuser

👉 その後、RemminaなどでRDP接続


OpenWork Desktopアプリ導入

公式サイトからダウンロード:

Linux版(.deb)を使用・インストール:

sudo dpkg -i openwork-desktop-linux-amd64.deb

OpenWork起動

RDP接続後にOpenWorkを起動するとGUIが表示される。すぐに会話が出来るのが凄い。


MCPサーバの登録

今回はテスト用として「everything」サーバを使用。

設定ファイル作成:

cd ~/.config/opencode/
vim opencode.json

設定内容

{
  "$schema": "https://opencode.ai/config.json",
  "mcp": {
    "everything": {
      "type": "local",
      "command": ["npx", "-y", "@modelcontextprotocol/server-everything"],
      "enabled": true
    }
  }
}

確認

opencode mcp list

👉 everything が表示されればOK


動作テスト

OpenWorkから実行:

2足す5を計算して。use everything

結果:

2 + 5 = 7
everything_get-sum ツールを使って計算しました!

👉 MCPサーバ経由でツールが呼ばれていることを確認


ハマりポイント(重要)

今回詰まった点まとめ:

  • GUI環境が無い(→ xrdpで解決)
  • MultipassはGUI用途には少しクセあり

セキュリティ観点(超重要)

AIにPC操作をさせるため、以下は必須:

  • 本番環境では絶対に実行しない
  • sandboxディレクトリ限定
  • SSH鍵など機密情報を置かない
  • VM上で実行する

👉 今回はMultipassで完全に隔離


まとめ

今回の構成:

Multipass VM
  ↓
Ubuntu Desktop (xrdp)
  ↓
OpenWork
  ↓
MCPサーバ

これにより、

  • AIがPC操作する環境
  • 外部ツール(MCP)との連携
  • 安全な検証環境

が構築できました。


今後やりたいこと

  • 国交省のMCPサーバ連携
  • n8nとの統合
  • 自動化ワークフロー構築
  • データ分析との連携(競馬AIなど)

感想

ここまで構築すると念願の、

👉 「AIに作業を任せる世界」の入口に立った感じ

まだアルファな領域ですが、かなりワクワクします。

環境構築は少々大変でしたが、

👉 まずはVMで隔離しながら試せるなら、安心安全でいけますね。

これからAIエージェント触る人の参考になれば幸いです。

以上になります。またお会いしましょう

鹿児島県の出水市という所に住んでいまして、インターネット周辺で色々活動して行きたいと思ってるところです。 Webサイト作ったり、サーバ設定したり、プログラムしたりしている、釣りと木工好きなMacユーザです。 今はデータサイエンスに興味を持って競馬AI予想を頑張ってます。

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